だんだん、スマホで音楽を聴くということに限界を感じるようになっている。外出時などは良いのだが、反対に家にいるときなんかは、スマホで音楽をかけても無感動などころか、ちゃんとＣＤやレコードなんかをかけた時の感動を薄れさせるような気すらしなくも…

Pale Saintsのセカンドには、今こそウケそうなトーンのギターサウンドがたくさん収められている。"Thread of Light"とか、とくに上品で清冽な感じがする。ジオゲッサーをひとりでやっていて、Prefab Sproutの3rdのタイトルにある「ラングレー・パーク」とは…

風が強すぎる。冗談じゃない。多額の紙幣がゴミとして捨てられていて持ち主が不明、といったニュースに「もしかしたら私のかもなあ…」みたいなコメントをすることは、もうウケない。ここ数日、先日サブスク解禁された塊魂のサウンドトラックを聴いているのだ…

自分以外の人の爪の形ってぜんぶ不細工に見える。うまい写真の撮り方は知っていてもうまい世の渡り方はわからない。パスコ『ウエハースサンドバニラ』、うますぎる。はじめてウエハースサンドというものを知り、食べた。ファッション産業は、人々のこういう…

馬鹿みたいにリュック選びに時間を費やしている。適当に、あるいは妥協して買った物は、その後の生活の中でも漫然とした存在にしかならないと思っている。ＰＶ稼ぎのためだけに存在している「おすすめリュック20選・2024年最新版！」みたいな記事が目につく…

神聖かまってちゃん - 音楽ナタリー 特集・インタビュー きのう食べたアイスがやけにガシャガシャした食感で不思議な感じがしたのだが、ゴミ箱に捨てたアイスのフタに「ザクザク感UP」みたいなことが書かれているのを見て、遅れて納得した。Biosphere『Subst…

Tequilajazzz『Целлулоид』を聴いた。ロシアのバンド。変拍子とギターノイズと乾いたドラムの音と変な電子音のバランスがあまり他には無い感じで、良い。好きなアイドルが三十分番組に出ていると知って、その姿をTVerで確認したが、あまりにも予定調和を前提…

イヤホンでCranesの『Future Songs』を聴いていて、それが案外、かなり良い。初期のCranesよりも静謐で、サウンドデザインが複雑で、好みな作品かもしれない。エレクトロ作品をイヤホンやヘッドホンで聴くというのは、音楽家のしたかった出力を最大限オリジ…

アンビエントはスピーカー、グリッチはイヤホンもしくはヘッドホンかもしれない。ビリーアイリッシュがファーストアルバムの五周年にちなんで収録曲を振り返るツイートをしていて、それが軒並み数万いいねを記録していて、ビリーアイリッシュともなればリリ…

Unwound『New Plastic Ideas』のリリースから三十年が経ったらしい。リズミカルであり、金属質で重々しくもある。わたしがUnwoundでいちばん好きなアルバムはこれだ。"Hexenzsene"という曲が特に良い。すこし針で突っついたら爆裂してしまうようなギターのト…

Ονειροπαγίδαというギリシャのバンドのアルバムを聴いていた。『Μικρά Μυστικά』と『Μελόντικα』の二枚を聴いているのだが、歌詞も全てギリシャ語っぽくて（少なくとも英語ではない）、音楽的にはシューゲイズやエレクトロニカが去来するポップスといった趣…

今日はスミスのクイーン・イズ・デッドだな、という時がある。あのブラーですらアメリカじゅうをツアーで回らされて苦労した時期があったんだから、ましてやわたしの人生のなかで苦労する時期が無いはずがない。FLat7『Sweet Glow of Silence』を聴いていて…

耳馴染みのない感じのギターノイズを求めて、北欧のシューゲイザーを調べたりしていた。やはりブラックゲイズが目立つのと、あとシガー・ロスの影響力も伝わってきた。「育ちが良い／悪い」という言い回しは、どうにもならないことを色々と含意しすぎていて…

「かとぱん」「あやぱん」などのニックネームにおける「ぱん」は意味がわからなくて、最初にこれを人名に絡めた人は、だいぶはみ出ている。「引き継ぐ」と言うと事務的な感じがするが、「受け継ぐ」と言うと一気に感動的な文脈が生まれる感じがする。 『発言…

Lovebox『Air Traffic Control』を聴いている。１９９３年リリースのシューゲイザー作品。曲数からしておそらくＥＰ。前年発売の『Wave Motion Engine』（こちらもＥＰと呼べるくらいのボリューム）はSpotifyとApple Music双方で聴けて、かつDiscogsにも情報…

単色ジャケットのグリッチ・ノイズみたいなアルバムを求めてしまっている。Loveboxという名前のバンドの曲を聴いていたら昂って、この日記エントリーの一部として載せるには長すぎる文章が書けたため、『Loveboxという無名シューゲイザーバンドがいる』とい…

【PV】弥生三拍子ト調 - Yayoi (March) 3 beats in G - (from Saijiki by 3776) 緑茶を飲みつつ味噌汁を飲んだ。入る前からトイレの電気が点いていると、ひとつ前にトイレに入ったときの消し忘れだと分かっていても、いつも新鮮に、すこし驚く。小学生くらい…

けっきょくのところ、何故YouTube Kidsの動画は小画面では再生できないのか、わからない。 「macOS 13 Ventura」でトラブル発生！SDカード等からのファイル移動でエラーが！！ この動画に使われている音楽、かなりかっこいいのだが、Shazamをしても何の曲か…

商店街の空き地みたいなところで蛇に襲われそうになる夢をみた。ドリアとグラタンって、見た目だけだとどっちか判別できなくて不安だ。

CHAI - アイム・ミー / I'M ME - Official Music Video (subtitled) クジラの爆発コンピレーションみたいな動画とだんじりの事故動画をわざわざ深夜に観てしまっていて、情けなかった。『【煽り運転「爆笑」】 忘れない！煽り運転には天罰が下る！★Incining …

１９９２年ごろに活動してセルフタイトルＥＰ一枚と数曲を残して解散したアリゾナのバンド、firecrackerには、のちにSoul Whirling Somewhereとして始動するMichael Plaster氏が在籍していたらしい。firecrackerは4AD系譜の耽美ノイズロックを鳴らしていて、…

とにかく、部屋の棚をでかくしていきたい。それで、躊躇なく本やＣＤ、ＤＶＤを増やして、それぞれの背表紙をきれいに見せて、そこから人生が広がっていく気がしている。How Do Iというデンマークのバンドが１９９１年にリリースした『Submarine』という作品…

雑誌をもっと買おうと思う。サブスク中心の消費だとやはり情報量が希薄すぎて、文化にうまく接地していく感じがしない。ＣＤやＤＶＤに付属するブックレットや帯なども同じだ。もっと知識を面にしていきたい。ギターを練習していたら久々に水ぶくれが右手の…

「マリック」という名前はMr.マリックでしか聞いたことがなくて不安になる。Fudge『The Ferocious Rhythm of Precise Laziness...』は、ファズギターへのこだわりが感じられる良質な９０年代ＵＳオルタナロック作品だ。アルバム後半にはダブっぽい音への試み…

Markus Poppは天才だ。今すぐ家を飛び出して、ディスクユニオンの電子音楽コーナーを漁りたい。わたしは海外の音楽から音楽を聴き始め、ある時点までは日本の音楽をなんとなく避けていたため、わたしはいまいち日本の音楽の美味しいところに気づけていないの…

新品のＣＤをたくさん買いたいと思っている。 この図、ぜんぜん意味が分からない。「読む」という言葉は、声に出して読むときと目で追って読むとき双方で使われていて、すなわち前者は文章を掴んでアウトプットする、後者は文章を掴んで処理する、というまっ…

ここ数日、Alcian Blueの『Slow Colorless Stare』を聴いたり聴かなかったりしているのだが、あまりにもやる気のない音楽なので面白い。ボーカルに力がなく、とりあえずギターノイズで空白を埋めておこう、みたいな、ある意味でサイケ／シューゲイザー系作品…

朝のラジオで、プロの陸上選手が履いている靴とその戦績でランニングシューズの性能の序列を決める、という、興味は全く湧かないがそのアイデアには斬新だと思える企画が行われていた。学生時代の同級生に「快翔」と書いて「かいと」と読ませる名前の人がい…

夜の一時半にＣＤで聴いた、キャロル・キングの『つづれおり』が良かった。あのジャケットに写っている猫の名前が「テレマコス」であることを、わたしは知っている。つぶグミがコンビニで売っていなくて困った。でかい川に沿ってゴルフをやっている人たちが…

幼い頃、なんの疑問も持たないまま『サンデーモーニング』を毎週のように観ていた時期があった。中学から高校に進学するとき、「高校からは配布されるプリントの素材が真っ白ツルツルの紙ではなく藁半紙になる」といった話を塾で何度も聞かされた気がする。…