歩いて渡る

八時過ぎに目が覚める。部屋のドアは開けっ放し、電気は付けっぱなしで寝ていたので、相当眠かったのだと思う。十二時過ぎまでベッドの上で過ごして、そのあと昼食を摂って、そして3776の『3776カレンダー』を聴く。アルバム『歳時記』がメガミックスだとして、この『カレンダー』には原曲集といった趣がある。息継ぎなしで、痺れるビートによってトラックとトラックが繋がっていく高揚感は不在だが、各楽曲へのスポットライトの当たり方は強い。そのあと、十七時くらいにはまた寝てしまい、何回か目が覚めるものの、けっきょく日が変わるまで目がはっきりと覚めることはなかった。ここに書かれていることが、今日のわたしの全てだった。