/&)3 新しい の 生

朝のラジオで、プロの陸上選手が履いている靴とその戦績でランニングシューズの性能の序列を決める、という、興味は全く湧かないがそのアイデアには斬新だと思える企画が行われていた。学生時代の同級生に「快翔」と書いて「かいと」と読ませる名前の人がいたのだが、その人自身は自分の名前をふざけて「かいしょう」と読むことが多く、クラスの中には、その人の本当の名前が「かいと」であることを卒業式の呼名のときまで知らなかった、という人もいた、ということを思い出した。「老害」などと言うとひたすらに無教養で無作法な老人を蔑み端に追いやるニュアンスが強く聞こえるが、それは一面にすぎず、知識があって人生に熟達している老人による高圧的な態度や過度な干渉への抵抗というニュアンスも含まれていることは多いと思う。井出ちよの『わたしの高校生活』を聴いて、以下(2023年11月19日のわたしのブログより)と同じようなことを感じた。

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この曲の歌詞を読む限り「頑張り屋さん」は成績表に書いてあった言葉であるため上記の感想には誤解も含まれているが、まあそれは良いとして、成績表を渡されてから「頑張り屋さん」という言葉を反芻させつつ、「わたし 何を頑張ったのだろうか」と爽やかでない感慨が心に残っている感じが、ちょうど高校生という無計画な時期の結びとしてリアルな感じがして、ほんとうに歌詞だけでも良いと断言できる音楽だ、と思う。人との関わりを大切にしたい自分がいる一方、人に懇意にならない自分もいる。自分が浮ついている感じがしたので柴田聡子の新譜を聴いた。音楽をいっさい制作したことのない分際で、柴田聡子には嫉妬してしまう。テーブルにあるもの全てを食べた。ハロプロ研修生・西村乙輝さんがどうしてもかわいらしくて、ここに書かざるを得ない。先日お披露目になった新研修生のなかでいちばんかわいいと思っているし、本当にデビューしてほしいとも思っている。眠くて、寝た。普通のスパゲッティではなく、スパゲッティサラダのほうが先だったらどうしよう。先日購入した7インチシングル、Saint-Januarius' Blood『Thrice』を聴いた。レーベルがBurnt Hairだったから買ったようなもので、詳細はよく知らないバンド。DiscogsのページにはShoegazeとの記載があったためどんなものかと期待していたが、どちらかというとBardo Pondっぽい、ノイズ・サイケデリック・ジャムみたいな作品で、レーベルメイトであったAlison's Haloっぽいものを少し期待していたぶん裏切られた感もある。

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昨日、ふつうにC-ClampのCDが買えてヤバかった。ひさびさに鮮烈な買い物ができた。ノイズや生楽器も使いつつ、素材としての音を純度の高い状態でパッケージングした、ある意味「ポストロック」という言葉そのものをやっていたような作品なのではないかと思う。