湧出

今日はスミスのクイーン・イズ・デッドだな、という時がある。あのブラーですらアメリカじゅうをツアーで回らされて苦労した時期があったんだから、ましてやわたしの人生のなかで苦労する時期が無いはずがない。FLat7『Sweet Glow of Silence』を聴いていて、Cocteau TwinsがやらなかったCocteau Twinsと言いたいくらいコクトーそっくりの音とボーカルで構成されている、と思って調べたら、まさかのRobin Guthrie本人、加えてかのKevin Shieldsまで参加している作品だった。昔のわたしのブログ記事を見返して、けっこう面白いと思った。真剣になると面白くなくなる。最近わたしがここに書いているのより面白い。3/20なのにぜんぜん2℃とかの時があって、そうなると生活が不毛に思える。わたしは日々を無為に過ごしているが、ここ三日くらいは特に無為さがすごい。ここで書いている日記にそれが現れている。ここ三日の日記はつまらなすぎる。自分でぞっとする。深夜になると活発になる脳も活発にならなくなってきている。そのうち、わたしが動き出したら活発さをたぶん取り戻す。頑張らなくても、自分を何かにぶつけて、新しい何かを得よう。朝からハーシュノイズやパワーエレクトロニクスばかり聴き、通勤ラッシュの満員電車をやり過ごしていた時期があった。いま思うと、当時の自分は疲れていた。疲れにノイズをぶつけて、どうにでもなってしまえ、という、考えの放棄、快楽を捨てた音楽への向き合い方だった。過去の自分の作ったものに対して幼いなあ、未熟だなあ、といった感想が自然と浮かび上がってくると、それは幸せなことなのかもしれない。わたしは中学生ぐらいの時期をBlurの歌詞の和訳に費やしていて、もしも今「最も影響を受けた人物や作品」みたいなことを聞かれたら、わたしにとってそれはBlurになるのかもしれない、と勘づいた。中高生くらいの時期を「多感な時期」と呼ぶ感覚に共感ができない。むしろ、大人になってからのほうが色々に揉まれて色々な葛藤や悩みを抱えるのだと思うし、中学の時期なんかはとくに、教養がなくて、身の回りの事象を解像度が低いまま見渡せて、無配慮・無感といった言葉のほうが適切なくらいだと思う。夕方に外に出たらめちゃめちゃ天気が変だった。虹が見れたので、写真を撮った。わたしの生き方はアーカイブ性が高すぎると思う。こうして毎日のように日記をつけて、写真を撮って、聴いた音楽を記録するアプリを使って、たしかにアリバイには固いし、妙に寂しくなった時などに過去を見返すことも容易だが、時間が薄まっているような感覚も同時にある。雨穴『変な家』の映画版が不評らしく、意外に思っている。エンタメは、あまりにも、「金になりそうなもの」を雑に、表に引っ張り出しすぎる。さすがに目に余る怠惰だ、と思って、掃除機をかけた。きょうの入浴剤が「花桃の里」という香りで、あり得ないと思ったが、調べてみたら実在する花見スポットらしく、腹落ちした。Drop Nineteensの『Delaware』をはじめて聴いて、"Reberrymemberer"という曲のポストハードコア感に驚かされた。

【ハロ!ステ#521】モーニング娘。'24 コンサートツアー春「Be Alive」つばきファクトリー7周年記念ライブ「涙のヒロイン降板劇」ハロー!キッチン下井谷幸穂 歌詞 MC:清野桃々姫&米村姫良々

つばきファクトリー、あまりにもグルーヴだ。Loonsというバンドを日本のバンドだと思い込んだまま聴いていたのだが、調べたらフランスのバンドだった。ジャケット、タイトル、曲ともに、advantage LucyとかBridgeあたりの、あの辺りの日本のバンドのセンスとそっくりだと思う。