無題

新年早々、NHKで柴田聡子のうたを聴いた。蛍の光で音楽を終え、柴田聡子で音楽を始めた人がたぶん多い。そのあとは『ねほりんぱほりん』を観た。無意識的に民放を避けている。YouTubeなどのいわゆる「スパチャ」は不健全で、CDや写真集などの物体を通してだけ「積む」ことを許すアイドル業界は比較的、健全なものなのだと思う。意識の上でタガが外れても、物体の存在でハッとする人は多いと思う。水を飲むのに使っていたコップに、猫が足を入れて面白かった。年越しそばとおせちという、年末年始があふれる食事メニューに、マカロニサラダとチョコレートベーグルという異端を混ぜ合わせて、バランスを取った。「和」では摂りづらいクリーミーさと、分かりやすい甘さを摂取したかったから。明けてから夜中に聴く、井出ちよの "打ち上げナイトスカイ"は、ほんとうに素晴らしかった。みんな、この曲を聴いてほしい。知らない駅で降りて、その街の商業施設でひと回りくらい年上の人と仲良くなり一緒にご飯を食べる夢をみた。途中でご飯を出す従業員の人が「修学旅行の感じを思い出します…」みたいなことを言って笑っていた。食事は頼んでもないのに届けられた。夜の9時を回るくらいまで食べていた。皿を割る従業員を見て、「皿が割れると悲しい、なぜなら皿って多面的なもので、色々な用途に使えて、それゆえに愛着が湧くから」などと夢の中の私は言っていた。その人には子供が一人いるらしく、また友好的な人だった。「ジャズ」というペンネームを思いついた。Twitterは、民間のいちサービスに過ぎないわけだが、多くの人の間でインフラになり過ぎてしまっている感はある。こういう時に公式アカウントばかりリツイートする人は立派だ。立派というか、スタンスが硬い。おせちのお品書きに「唄貝」という品目があり、食べたらやけに海臭い貝で面白かったのだが、ネットで検索したら、そのような名前の貝、または貝料理は存在しないようだった。NewJeansをついに聴いてしまった。紅白を観ていたから。"ETA"の中で鳴っている、跳ねるような音が気になって、気に入ってしまったから。"Ditto"って1年前の曲らしい。もしこの文章を他人が書いていたら、わたしはその人のことをとても嫌悪していると思う。