フライヤーに7

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疲れてしまい、アイドルのコンテンツ以外を見る気が起きない。エイミー・ワインハウスはかっこいいなあ、と思っていた。色々な動画を観ていると、2005年くらいから急激に痩せていることがわかる。口内炎は触ってみるととんがっていて口内の粘膜から屹立している感じがあるが、実際に鏡などでその姿を確認してみると意外と平たい。Jim O'Rourkeの『Halfway to a Threeway』を聴いて、"Not Sport, Martial Art"という曲には本質的な音楽性が宿っている感じがした。あの津野米咲が愛していたという『Eureka』を作っただけある。Cranes『Wings of Joy』をはじめてまともに聴いたのだが、女児のものだと言われても気がつかないような高音の女性ボーカリストがいるのにも関わらず歌もの寄りではなく、4ADっぽいEthereal~Darkwaveな質感をノイズや前述のボーカルで演出したような作品で、意外だった。Ringo Deathstarr『Colour Trip』はアメリカ出身にも関わらず"colour"というスペリングをタイトルに採用していることからも予想できるように、露骨に「シューゲイザーっぽいシューゲイザー」をやりにいったような作品で、ある意味では、初期のシューゲイザー作品を大量に参照できるニューゲイザー以降の作品としては思い切りの良い、良質な量産型シューゲアルバムなのかもしれない。全体的にヤニがかったようなケースのCDを見ると、プラスチックを放置しているだけでこうなる環境に人間が生きているなんて信じられない、と思ってしまう。