"倍" 相

安住紳一郎のすべてを愛し、すべてを信頼している人っている。安住紳一郎に感じる安心感、またはニュートラルな魅力、それに抗えない気持ちは分かるが、にしても芸能界全体で安住紳一郎だけが好き、みたいな、いち個人にかけてはいけないくらいのウェイトを安住紳一郎にかけている人はいる。定期券を購入している駐輪場をひさびさに利用したらシステムが色々と変わっていて、あたふたしていたら駐輪場のおじさんに雑にあしらわれてしまった。このままだと朝から知らないおじさんに飲まれる、と思い、丁寧な口調の大声で、「どこに駐車すればよいですか」と聞いた。電車があまりにも遅延していて、雨で濡れた靴の形がくっきりとホームのコンクリートに残っていた。未開封のCDを中古CD屋で見かけると、買っても聴かないCDというのはわたし以外の人にもある、ということが裏付けられたようで安心する。店でCDをセレクトするという行為はあまりにも自由を体現していて、いかに自分がそのCDを欲しいか、という感覚だけを頼りに、値段の安さと聴くか聴かないかという軸どちらを大事に選盤するのかというのも自ら決断し、何のCDも買わずに店を後にしようが気になったCDのすべてを購入しようが自由であり、そういった自由というものをCD屋で考えるたびに難しくなる。The Ecstasy of Saint Theresa『AstralaVista E.P.』にDisco Infernoによるリミックス曲が収録されていることを知り、どういう経緯で両バンドが知り合ったのか気になっている。Seablite『Lemon Lights』は2023年リリースとは思えないほど懐古的なギターポップ/シューゲイズ作品で、Black Tambourineを思い出した。来月は倹約するぞ、何に金銭を支払うのかをしっかりと考えながら購買をするぞ、と思っている。家の方向が違う友達と別れたあとに前を歩いている友達に走って追いついて一人の時間をなくす子供や、「ママー、水筒忘れたー」と玄関先で言っているらしい子供を見た。忘れ去られるであろう思い出を赤の他人であるわたしが目撃してここに記録していると思うと変な気持ちになる。女児が扇情的な格好をしている、AI生成と思しき画像(たとえば学校っぽい背景のところで小学生くらいに見える女児が水着を着ている、といった画像)をポスターにして売っているセラーをヤフオクで目撃して、久々に強烈な物をインターネットで見た感じがした。ネットニュースで、記事の内容に関連した画像がないときに記事のサムネイルになる、ただ記事の内容に関連のある地域が色分けされただけの無機質な地図の画像が、少し好きだ。

42人がハチに刺される 登山道でのランニング大会で 岐阜 高山 | NHK | 岐阜県https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231009/k10014219501000.htmlf:id:themores:20240229023240j:image

こういうやつ。とにかく眠気がすごい。