わたしは外出する際はペットボトルを携行しているのだが、プラスチック製の水筒を買おう、という気になってきている。環境に悪い、みたいな動機というより、大量のペットボトル飲料を買う行為がバカみたいだと思えてきたということのほうが大きい。重くて場所をとるのと、そもそも高くつく。これはおもしろおバカなんじゃないか、と。『さんま御殿』や『怒り新党』などの、人の喋りが中心のコンテンツが面白くなってきたフェーズって人生の中であって、それって心の成長だ。『さんま御殿』なんか、それ以前はハービーハンコックが流れる再現ＶＴＲの箇所しか楽しめなかった。先日に続き、スマホとイヤホンが繋がらない症状を経験した。iPhoneのアップデートが効いているのではないかと睨んでいる。冷静に双方の電源を落として対処できたのだが、その作業を外でやっている感じは馬鹿馬鹿しかったので早急の改善が求められる。真円を描くのが上手い人がいるように、輪状に歩くのが上手い人もいるのだろうか。砂漠とかで、足跡のきれいさを競う。「ニックネーム」の「ニック」って何なんだ。The Orbをはじめて聴いていたら、思いの外アンビエント主体な感じで（もっとサイケハウスみたいなイメージを持っていた）そこにスポークンワードやＳＥみたいなものが時おり入るのだが、大麻をやりながら聴いたらめちゃめちゃ悪い幻覚を見るだろうなあと思った。『木村沙織全国ツアー2017』の存在を知った。3776のファンとしては今更、という感じだ。CD-Rが３枚リリースされているらしいので、いつかは現場を手に入れる。アイドルやバンドは特に現場主義の向きが強いが、ライブ会場限定グッズ、みたいなものを知って通販もしてくれ、と思うのは傲慢なのか。きのうクリスマスみたいなカラーリングの格好をした人を駅で見て記憶に残っていたのだが、きょうも全く同じ場所で、同じ格好をしたその人と会った。いつも乗る区間を走る電車の揺れと、ふだん乗らない区間を走る電車の揺れでは後者のほうが心もとないというか、バランスを取りづらく感じるのは気のせいだろうか。Cowsを聴いていて、その技巧の無さみたいなものに共感した。あの類のジャンク／ノイズロックって、気分のいい時などにはまったく楽しめない感じがあるのだが、あるていど精神が淀んでいる時だと共感の余地が生まれて面白くなることがわかった。犬の散歩をしている人がいたのだが、すっと歩道橋の階段のほうへ進み、犬もそれに応えるように階段を麗らかにのぼっていた。きのう自転車の鍵を出すときに地面に落としてしまったガムを、捨てた。銀紙に包まれた状態で落下したわけではあるが、それを噛んでいる時じゅうに心に何か不浄なものが充満するのを避けたかった。若くして亡くなった人の残した文章、とくにその人の日常が綴られた文章などを見ると、生きていれさえすれば何かしら、すがれることはあるよな、と思う。
