これ以上行くとあなたが犯罪者になる

iPhoneのアップデートが煩わしいのだが、慣れてしまうというか慣れざるを得ないので、けっきょくこんなことを言いながらもいつの間にか馴染んでしまう。洞、というアーティストの『発見』という作品が気になり、すぐ買った。いっさい試聴などはしていないが、帯に書いてある文章を見る限りではチェックせざるを得ない作品のように思える。きょう乗った電車はノイズがすごくて、段ボールの上に砂を撒いたらそれらが微動するような機械音だった。ちょうどイヤホンでBorisを聴いていたので、一瞬ノイズのライブに行ったみたいになって良かった。きょうはBorisの『Amplifier Worship』と『Boris at Last - Feedbacker』を聴いていたのだが、どちらもめちゃめちゃ良かった。スロウコアみたいになる瞬間もあれば、後期のBoredomsのようなトランス感をもつ瞬間もある。コンビニには、プリンターとATMと、ローソンなら加えてLoppi、すなわち複数のでかい機械が据えつけてあるが、毎回どれがどれだか分からなくなってしまい、ATMを使いたいときに、プリンターを使用している人をATMを使用している人だと勘違いしてATMのほうは無人なのに待ってしまったりする。メルカリやヤフオクにおける取引メッセージは、親切なことにそのお手本、例文のようなものを纏めているサイトがあったりするが、それをコピペしてそのまま利用する行為は妥協だと思っているため、自分なりのベスト・取引メッセージをメモアプリ内で作成しておいたりする。感想が中心の口コミは書いた人の人生の一部に過ぎず、あまり参考にしても仕方ない気もする。大体のエスカレーターには何となく立ち止まる雰囲気になっている側と何となく歩く雰囲気になっている側があるが、今日その後者で立ち止まった人がいて、その後ろの人がめちゃめちゃその人に接近して圧をかけていた。この場合の正しさとはどちらなのか、難しすぎる問題ではあるが、この状況で赤の他人にぐっと詰め寄れる胆力は大人になって養いたくないものだとは思った。さいきんスマホがゆっくり動くようになっていて、逆に良い感じがしている。「カタラーナ」がどういうものなのかを検索して一日が終わる。