殆ど瞬間的

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皿洗いをしながらSpotifyをシャッフルで聴いていたらTortoiseの"In Sarah, Mencken, Christ, and Beethoven There Were Women and Men"という曲が流れてきたのだが、皿から手が離せず曲目を確かめられない私は、皿洗いが終わるまでそれをFour Tetの曲だと勘違いしていた。TortoiseFour Tetを取り違えた私の脳は、わたしがあまり音楽そのものに体重を預けず、どちらかというと文字などの視覚情報が先んじた状態で音楽を聴きがちだということを暗に示しているようで、すこし嫌になってしまった。Whitehouseの"Why You Never Became a Dancer"という曲が使われているYouTubeのビデオは不気味だなあ、と思っていた。今日は春だった。資本がでかそうな企業のCMって、観ていてすこし腹が立つ。AmazonAppleの、羽振り利かせて気の利いた広告やってまっせ、という感じ。金のある企業は良い広告が打てる、そしてその広告で更に儲かる、という、金銭の一極集中みたいな、経済格差みたいなことを思い浮かべてしまう。良質なプロモーションをするにはけっきょく金が要る、みたいな、直で技術や能力を金で買っていくような不快さもたぶん含まれている。この人の行った過去最大の悪行は何だろう、などと考えながら人と接すると、人間不信になる。いつまでも2010年ごろが10年前みたいな認識でいると痛い目をみる。