ラグー革命

メルカリでものを検索するとき、「○○様専用」というような専用ページの、○○の部分に検索ワードが含まれていてヒットすることがあり、なんだか虚しくなる。「ちいかわ様専用 ホウ酸200g」も『ちいかわ』ファンの目に入ることになる。ラーメンにトッピングのホウレンソウをはじめて付けた日が、いわゆる「思春期」が終わった日だったのかもしれない。いつも使用している毛布には猫の柄が描かれており、そのような柄を反対向きにして寝たくない私はいつもその毛布を「順」向きになるように配置してベッドメイクを完了させるのだが、きょう、その毛布には猫の柄が「順」向きにも「逆」向きにも配置されていることに気づき、要するにどちらのほうを上にしようと「順」の猫と「逆」の猫が生まれる仕組みになっていることが分かった。向きを考慮する必要性が皆無だった。作家は、作家としてはその人自身の作る創作物に規定されるが(とくに有名な作家だとその傾向が強いように思えるが)、多くの(創作をしていない)人と同様に創作物の受け取り手として多様な作品に触れることもおそらくしている、ということを忘れてはいけない。「カヌレの神様」が登場する夢をみた気がした。起床する数秒前くらいの、本当に夢現の瀬戸際くらいに、それが現れた気がした。ラジオを聞いていたら流れてきた、レミオロメンの"大晦日の歌"という曲の歌詞が、あまりにも作為的すぎる「大晦日」要素てんこ盛り、みたいな歌詞だったため、面白かった。そのあとに有線から流れてきたSuperflyの聴いたことのない曲は良かった。「白は200色あんねん」「黒は300色あんねん」という発言において、数字の部分はそのキリの良さから正確な数値でないことが類推できるが、黒は白よりも多くのバリエーションを持つ、ということはほぼ確実に真であると予想できる。才能はあるのに努力はしない、みたいな人に対して「センスはあるのにもったいない」と言うというようなことはある。日清製粉ウェルナ『青の洞窟 Piccolino あさりと帆立のラグー』がまずかった。知らないパスタソースに挑戦するとき、もしそれがまずかったらまるまる一食ぶんが無駄になってしまうためどうしてもコンフォート・ゾーンから踏み出せない私が、勇気をひり出して買ったソースだというのに、裏切られた気分だ。こうして、また内にこもってしまう。ただカルボナーラとミートソースを交互に食べるパスタ人生が、けっきょく裏切りのない魅力的なものなのだと思ってしまう。香取慎吾石原さとみがキスをして頬を赤らめる画像を見せられて、わたしたちはどうすればよいのか。『輝く!日本レコード大賞』に出ていたあのちゃん、歌うのが苦しそうだったなあ。やかましいという理由でYouTubeの通知を切ってから、めぼしい動画がアップロードされていないか確認するためにYouTubeを開く頻度が上がった。Modern Greyの"U Don't Understand"は非常に良い曲だと思う。シューゲイザー・マッドチェスター・J-ROCK。