後ろ

The Future Sound of Londonの"Cerebral"には、CurveのToni Halliday氏がボーカルで参加している。さいきん何かと話題に上がるツタヤディスカス、確かにこれでCDを借りていけばめちゃめちゃ耳が肥えるとは思うのだが、ふつうに返却などの勝手がわからないのでけっきょく音盤は購入してしまう。まずまずのサービスの使いづらそうさに加えパソコンへの音源取り込みや返却の手間なども鑑みると、ディグ上級者に適した場だと思う。チョコモナカジャンボはしなしなのほうが美味しいと思っているのだが、そういう人に出会えたことがない。女性に赤いコップを渡して男性に青いコップを渡す、みたいな些細な行為に自分の価値観が無意識に投影されているような気がしていやになるときがある。ディスクガイドって読まないな〜。本当に読まない。表紙がかっこいいディスクガイドを買って満足する。『Guitar Pop Definitive』というディスクガイドの存在を知ったが買っても読まんだろうな〜。表紙がかっこいい感じなので欲しいな〜。このブログの最後に付随する【本日の1枚】コーナー、その日聴いた中で書きたいことが一番ある作品を選んでいる。いまはSeefeelの2011年セルフタイトル作を聴いていて、さっきまではVerveの『A Storm in Heaven』を聴いていたが、後述のThe Hinniesの作品よりもこれらのほうが良いと感じている。ただ心地よいだけの体験や出来事は淘汰され、なんか引っかかる、気になる事物をログに残してゆくのが文章というものなのかもしれない。

 

【本日の1枚】The Hinnies『Dead Four』(1992)

ノイズがしつこくてうんざりするのだが、ボーカリストの存在感はきらいなものではない。シューゲイザーにカウントされることもあるバンド。"Gong"という曲が好き。ジャケットの気味が悪い。Discogsのページに「Bark Psychosisに似ている」みたいなことを書いている人がいるが、絶対にそんなことはない。ついこの間、サブスクで聴けるようになったようだ。