Lavender Faction

疲労によって日々の些事が雑になってゆくことに耐えられなくて、だからできるだけ休んでいたいし、休んでいる時こそわたしは正常だ、というスタンスは崩したくない。「言わない」というのはシチュエーションが何であれあまり良いほうに転がらない気がするので、なるべく、伝えたいことは口外するようにしたい。朝、駅に到着してから、着ている上着の表裏が逆であることに気がついた。まだ朝でよかった。このあいだこの上着を脱いだとき、体温や湿度などでモヤっとしている感じを払拭すべく、裏返しにしてスプレーみたいなやつを吹きかけたのだった。小学校のゴミ拾い活動のことを思い出した。学校単位の催しで、その学区一帯をみんなで歩き回ってたくさんゴミを拾う、というものだった。あるていど田舎寄りの場所だったためゴミ袋がなかなか埋まらなかった記憶がある。親も参加するシステムだったので、数少ない、同級生の親の顔を見れるイベントでもあった。杖をついた人に席を譲る人が誰もいなくて、ひどかった。なんとなく生活が良くなるかも、という期待を抱えて、野菜生活を飲んだ。推定23時半ごろに寝落ち。