たで天地

ミスターマックスが作ったやっすい麦茶を朝から飲んでいたのだが、かなりまずくて良かった。奥行きのない味。外面だけ麦茶っぽくクラフトしてある。電車で、にしろ自転車で、にしろ車で、にしろ、移動って事故死のリスクを内包していて、いずれもそのリスクに釣り合わなすぎる。美術館に行こうと思ったら事故に遭って死んでしまった、という捉え方ならばまだ甲斐があるのかもしれないが、それは実質的には車で移動しているときに事故に遭って死んでしまった、であり、やはり甲斐がない。降りる人を待たずに電車に乗り込む人と、速く食べすぎて怒られたことのある人ってけっこう層がかぶっていると思う。何の動物にも似ておらず、ネーミングの由来が分かりづらく、何をモチーフにしているのか分からないゆるキャラを見た。新500円玉と5000円札が自動販売機で使えず、不本意の中、パスモクリスタルガイザーを買った。イヤホンとスマホが繋がらなくなってパニックになった。一旦は無音での歩行を余儀なくされたのだが、あとでスマホを再起動させてみたら繋がった。機械のいざこざみたいなものに負けたくない。歩道橋から道の写真を撮っている人がいて意味がわからなかった。缶の酒のパックみたいなものが道路に落ちていて、傍によけておこうと思ったのだが、知らない酒を触ることに抵抗を覚えたためやめた。WindowsでDVDを観ようと思ったら観れなくてウケた。機械のいざこざだ。

perfect young ladyのCD-Rが欲しくて、通販が始まる時間にサイトに張り付いていたのだが、情報を入力している間に完売してヤバかった。1分くらいだった。みんなは通販がうますぎる。

Nohtenkigengo『Never』は名盤だった。よれている感じが良い。ソロプロジェクトらしく、その、プレイをバンドとして一つにまとめる必要のなさみたいなものが良い方向に作用している気がする。他のプレイヤーと音を合わせる、みたいな配慮、緊張感がない。ここからの流れでxiexieも聴く。かなり好きな音を出すバンドだ。一時期、Spotifyの"Edge!"というプレイリストを欠かさずチェックしている時期があり、その時に知ったのだった。ML Buch『Suntub』にもはまっているし、わたしは最近の音楽だと、こういうアンビエント風味なインディーポップが好きなのだと思う。