工場で働く

久々にMy Bloody ValentineLoveless』をフルで聴いたら、最後の"Soon"にいたく感動した。この曲がこのアルバムで一番すごくて、一番よいのかもしれない、と。イントロ部などにはそれまでの轟音とは違ったクリアな音像が採用されており、音像を思うままに調整していることが分かる。打ち込みありきのバギー感、そして局所的にノイズ、というトランス感は、オルタナロックから接続できる最大限のものなのかもしれない。今日の昼頃は外出していたのだが、半袖の人が視界に入った気がした。Les Georges Leningradの"Georges Five"は、1978年リリースみたいな顔をしておいて2002年リリースという、意味のわからない曲だ。近くの丸亀製麺は従業員が作業している様子が丸見えの店舗なのだが、見るたびに工場みたいだと思う。きょう行った丸亀製麺には、やたらと声のでかい老人2人がいて食事にあまり集中できなかった。互いが互いに、この人は耳が遠いだろうからでかい声で会話しよう、という気遣いをした末の現象であることも有り得る。外食って他の客との戦いだ。周囲の客が気になって食事に集中できない、ということがほとんどで、一貫した心地よさを外食先で感じられることのほうが少ない気がする。いっかいココスでめちゃめちゃ宗教勧誘をしている/されている2人組が近くにいて、本当にキレそうになったことを思い出す。買い物において「それ買う!?」みたいなやつを買って、ウケを取るみたいなことって許されるのだろうか。今日はセルフレジにかなりの時間をかけたのだが、それはセルフレジの機械が十分にクレバーでないことを示していて、その意味ではシンギュラリティはまだまだ先だぞ、と思えた。めちゃめちゃ寝ぼけていて、Spotifyの「令和ポップス」というプレイリストをかけながら寝落ちしていた。全くかけた記憶のないプレイリスト。