肉、魚、そして野菜

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いつも同じ電車に乗る姿勢の悪い人が気になっている。駅で前を歩いていた親子連れは手を固く繋いでいて、とつぜん子供のほうが転んだのだが、手は離れなかったため捻れながら転んでいた。いままで通り口がワイドめな改札が存在している理由が分からなかったのだが、きょうベビーカーがそこをそのまま通っている様子を見て合点がいった。わたしにしては、実生活的な気づきだと思う。「○○はどういうことか。」「〜ということ。」という質問と回答の文において、回答文は「こと」で結ばれているいじょう名詞なのに、そこに句点をつけなければいけないルールは不思議だ、と思っていたが、「〜ということ(だ)。」という塩梅で省略が起きているだけか。"Who broke the vase?" "Betty (did)."だ。言語における省略の発生はあまりにも飛び道具的で、その複雑さや難度にかかわらず見落としてしまうことが多い。菓子折りという概念の具現にはとくに面白みもないが、挨拶や謝意の概念を肩代わりすることがあるので、菓子折りということば、あるいは概念そのものは面白い。The Smithsのメロディには横柄さが多分に感じられてすごい。詞がわからなくとも、この人は何かに怒っていてそれをねちねちと歌っているなあ、というふうに、何かを感じとれる。ソングライティングが秀逸というよりも、ソングライティングにそういう念すら染み出ている。

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半角カナの濁点・半濁点のあとに少し空白があるように見えるやつを、三次元の世界の中ではじめて見た。「デッドゾーン」と「デッドスペース」でいつも分からなくなる。こんまり氏の顔を思い出そうとすると、元大塚家具社長の大塚久美子氏の顔が思い浮かぶ。メルカリで、とある出品にいいねをしたらその出品者が値段を下げてくれたのだが、新たに値下げされた商品は最新商品の扱いになり「新着順」のいちばん上に載るため、他の人に購入されてしまった。きょう自宅の近くで自転車に乗っていたら、地域の小学生の交通安全を守るボランティアの老人みたいな人がいたので「こんにちはー」と軽めに挨拶をしてみたら、ため息で返された。カマキリが苦手な私は、玄関のドアの近くにカマキリが潜んでいる可能性を考慮して、ドアの目の前での滞在時間を減らすためにその少し手前の地点で予め鍵をバッグから取っておく、という低レベルなライフハックを持っている。動作主の性別が特定されていないときの英語表現として"s/he"という表現を使っている人がいて、頭が良かった。このさき一週間の天気予報を眺めていて、日が経つごとに最高気温が高くなっていって気持ち悪いなーと思っていたら、日付の欄を間違えて見ていただけだった。