笑顔ならべて

「がっぷり四つ」というフレーズを初めて知った。知らないことばって人生ずっとあり続ける。ペースト状の生姜やわさびが入っているあのチューブ、直立させる際に要する心労が大きいので、いつも立てずに置いておく。MPBにハマるかもしれない。Marcos Valleという作家の作品をはじめて聴いてみて、良かった。Spotifyで聴いたのだが、その後に流れた関連作品も良くて、ピチカート・ファイヴの1stを連想したりした。小西康陽氏の「1974年以降の音楽は聴かない」発言と噛み合う。Scritti PolittiのGreen Gartside氏のインタビューを読んだ。MUSIC MAGAZINEの1985年5月号に載っているもの。終始、哲学にどっぷりな感じがあって面白かった。とちゅう、言い回しがかなり抽象的で、難しい本を読むときにひとつの行を何回も読むような、あのスピード感で読んだ。ポップス以外の音楽ジャンルへの興味、またポップスという音楽ジャンルの在り方について論理的に思索している(していた)ことが知れた。きょうもヒカキン氏はでっかいモニター付きの風呂に入っているのか。「高水準で」「高水準に」どっちがより正しいのだろう。「で」だと一つの水準をボーダーとして、そのボーダーの上に乗っかっているイメージが強いが、「に」だと副詞っぽさが増す。「で」のほうが、「水準」という言葉のもつイメージにより密接で、気持ちいいかもしれない。きょう英会話で、植物を育てることを表現する際に、"make"と言ってしまい"grow"がすっと出なかった。やはり、すっと、が難しい。ほかにも、let O doというフレーズにおいて、Oに入る言葉が長かったりすると、その直後の動詞原型を忘れてしまう。Oの内容を発語している間に、わたしは何を話しているんだ?と思考が詰まってしまう。会話に、まだ意識がありすぎる。アイドルって、バラエティに出たりすることもあって、偉い。