電力に変換

10/31という日には、アイドルは凝った服装を用意するし、オタクも心を用意している。

この記事、本当に詳細すぎて、ゴシックロックのディスクガイドの1冊はとうに書き上げているのではないか、というくらいの筆力がある。正確性は置いておいて、ひとジャンルについてこんなに書ける人はなかなかいない。逆に、電車で座るときにめちゃめちゃ小さいスペースで座りを済ませたい。ふつうの半分のスペースで済ませてウケたい。山崎ハコを少しだけ聴いてみたのだが、節回しが歌謡曲/演歌っぽすぎて、少し違った。ナイーブで内省的な感覚は、わたしの好きなタイプのフォークミュージックと共有しているのだが。スピーディーに電車を乗り換えるために駅の待合室みたいなところを通り抜けるとき、毎回、馬鹿みたい、と思う。「燃え尽き症候群」という言葉はボカロ曲のタイトルみたいで、いまいち上手く、日常の話の中で使いこなせない。いちばんスタンダードな類の錠剤を飲んでいたら、そのパッケージに服用の際の錠剤の押し出し方が書かれており、錠剤をパッケージから押し出せない人とスマホを使いこなせない人ではどちらの方が数が多いのだろう、などと考えた。きょうセブンイレブンに入ったら2階まである店舗で、せっかくならと思い店内をぐるっと回っていたら電車を逃した。矢野顕子『ごはんができたよ』の健全さ、バンドセクションの強靭さはすごい。英語を母語とする人にとって、日本人の使う「ゴーサイン」という言葉はかなり面白いと思うのだが、じっさいどうなのだろう。瑛人氏がドルチェ&ガッバーナに与えた影響は、良いものなのか、はたまた悪いものなのか、わからない。人生が辛くて辛くて仕方ない、という人のほうが、人生が楽しくて仕方ない、という人より生きている感じがする、という矛盾がある。なんとなくYouTubeの通知を消してみたら、YouTubeが生活の中でどうでも良くなってきたのだが、やはりいっかい触り出すとずっと観てしまう。少女スキップ『COSODOROKITSUNE』の良さは、容赦なくねちねちと、ドリーミーかつノイジーな演奏を続けるところにある。Color Filter『Sleep in a Synchrotron』を、国外シューゲイザーに影響を受けた日本のポップス、くらいの位置付けで見ていたのだが、一部の曲にadvantage Lucyのアイコ氏が参加していると知り見方が変わってしまった。キャッチーさを保持しているという点でチャレンジングな作品だ。CDを持っていて良かった。