Weed『Deserve』(2013)

めちゃめちゃ最高のジャケとタイトル・アーティスト名だなーと思い続けてようやく聴いた。ストーナーロックではないけど、そういう重さがあるノイズロック/シューゲイザー/インディロック。訳のわからない音圧、意外と分かりやすいメロディと曲の潔さがOvlovとかぶる。2010年代のロックって良いな。Ovlovは『Buds』(2021)が最高です。"The Wishing Well" ~ "Strokes" ~ "Cheer Up, Chihiro!"のトラックランの高揚感は他の大体の音楽を超えているという持論。『Deserve』を聴き終わったあと、Spotifyの自動再生機能でStarflyer 59の"Happy Days Are Here Again"が流れてきたのだけど、へんなサジェストだった。Starflyer 59って、シューゲイザーブームの中で不思議と見落とされている。『Starflyer 59 (Silver)』(1994)は90年代シューゲのトップ5くらいに入れてしまいたい。そのアルバムしか聴いたことないけど。メタルっぽい片鱗が断然にアルバムの強度を上げています。ブラックゲイズではないけどメタリック。"Hazel Would"とか、はじめて聴いたときとくに目から鱗の状態だった。おすすめアルバム。