ボルシチ川

小学生のころ、わたしはウォークマンを与えられていて、音楽をかけたり目覚まし時計として使ったりしていたのだが、一時期の目覚ましの曲にThompson Twinsの"Vendredi Saint"という曲を設定していたことを思い出した。わたしが大好きだったシンセポップバンド・Thompson Twinsの、まだポストパンクっぽかった一枚目のアルバムに入っている、民族音楽みたいな曲。かなり長い期間に渡ってそれが目覚めの音楽だったため、この曲を聴くと、朝だなあ、と今でも思う。そのころ同じ部屋で寝ていた父親の目覚ましの曲はMadonnaの"Borderline"で、この曲のイントロもいまだに朝イチのまだ暗い雰囲気と紐づいている。わたしは小学生のころ、1980年代の洋楽にだいぶハマっており、きょうは久々にMadonnaDead or Aliveを聴いて懐かしさを覚えていた。Matthew Wilderみたいな、いわゆる一発屋のことも忘れていない。小林克也は『ベストヒットUSA』でMadonnaにインタビューをしたりしているが、Madonnaにインタビューをして正気でいられるなんてすごい。障害者にインタビューをする、という動画を観て、良識ある人々の姿を見た。内から気づくか外から学ぶかというのは大きな違いで、自分で気づいたことを反芻したり文章にしたりしているとその内容の当たり前さに馬鹿馬鹿しくなることもあるが、人が言っていたり制度が指し示していたりすることを見聞きして学ぶというのとは違ってそれに至るまでの思考の過程がそこにはあるため、その思考を軸として判断をすることも、違う考え方に転向することもできる。わたしは神聖かまってちゃんの『つまんね』を知りたてのころ本当に没入して聴いていたため、何度も何度も聴いていたのにも関わらず、"夜空の虫とどこまでも"がインスト曲だと気づくまでだいぶ時間がかかった。'fuck'という言葉の響きには、たしかにその意味相応の下品さがある。森永ラムネのCMに使われている曲がシューゲイザーふうで気になっているのだが、「CM楽曲にはSNS総フォロワー数110万人を誇り、若者を中心に話題を集めている人気女性ボーカリストのにんじんさんを起用」という情報しか出てこない。

【集中したい時に】受験勉強の傍らにいつもあるアイテムとは…【森永ラムネ】60秒

赤シートをモチーフにした「森永ラムネ」受験生応援TVCM 『よび覚ませ、集中力。』篇公開 1月5日(木)より60秒CMを皮切りに全国でオンエア開始 | 2023年 | ニュースリリース | 森永製菓