犬磨き

歯磨きをしていたら、とつぜん気持ち悪くなって面白かった。ガードレールに薄汚れたマイメロディのぬいぐるみがくくりつけてあった。良心だ。グラコロのうまさって一生わからないのだと思う。仰げば尊しを口笛で吹いている人がいてヤバかった。道を歩いていたら、左手には犬、右手にはその犬の排泄物とそれを片付ける飼い主、という状況で、その2つの間を通り抜けて通行しなければいけない場面に遭遇した。わたしのコンプリート癖みたいなものは、思い返してみると自分でも怖くなるほどのものだ。英和辞典の"a"から、一つの単語も落とすことなく暗記しようとしたこともあったし、今でも「このサイトに載っている作品はすべて観よう」みたいな、そういう頭の悪い二元論を採用してしまう。moreruというアーティストのアルバムを聴いた。ハーシュノイズ/スクリーモという感じ。今の日本にこの音を出すバンドがいる、ということを知れた。いつも通る歩道橋の手すりに最近ビンの酒が置いてあるのだが、ちょうどその真下にカーディーラーがあり、ひと弾きしたら一台の車にダメージが加わる状態が保たれている。ヤフオクでグロいジャケットのCDを見ていたら、そのグロいジャケットがいつまでもトップ画面に居座るようになった。杖をつく人が前を歩いていて、わたしはその人を抜かしたのだが、タイミングが悪く無理やり抜かした感じになってしまった。交通の難しさ。マイケルジャクソンの"Man in the Mirror"を久々に聴いたら、マイケルは歌詞ですごい良いことを言っていて泣けた。GLIM SPANKYの人がたくさん喋るラジオを聞き、ラーメンを食べ、YU-KAのラジオを聞き、コンビニに寄り、スーパーに寄り、ホームセンターに寄り、コンビニに寄り、コンビニに寄り、帰宅した。