保健所のずらかり

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遠くから運動会っぽい音が聞こえた。土日は天候の関係で開催できず、月曜日は予定通りにいけば振替休日のため休み、それで今日に本番が回ってきたというのが妥当な説だろう。こういうのって、まったく自分はその学校に関係が無くても、学校行事を勝手に抜け出す背徳感みたいな妙な感覚が感じられて好きだ。前も、終業式?卒業式?シーズンに同じようなシチュエーションに出くわしたことがあり、いま学校にいる彼・彼女らはその行事に全体重で従事せざるを得ないが、わたしはそれを俯瞰で感じ取っていていいんだ、べつに咎められることもないのか、という感慨があった。Spotifyで藤井風の"花"を聴いていたら、その次に自動再生できのこ帝国の"金木犀の夜"が流れてきた。わたしの祖母の、「出産をしたときを境にカルシウムが足りなくなってどんどん歯が抜け落ちていき、30歳頃からすべての歯は入れ歯」というエピソードは、その嘘っぽさも含めて面白い。むかし、八代亜紀のラジオを聴きながら寝ようとしたことがあって、曲がかかっている間はいい感じにまどろんで寝るモードになれるのだが、曲が終わるたびに流れる八代亜紀の喋り声でその都度起きてしまい、消した。替え玉に追加料金が要ることには納得がいくが、自宅での入浴の際に追い焚きに金がかかることについては納得したくない。Bizarre『Beautica』がなかなか良い。エストニアのバンド。The Way『Radiation』も良くて、こっちはチェコのバンドの作品なのだが、宗教的な雰囲気とネオサイケ/ドローンっぽさが併存していて不思議だ。

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痛快に嘘だった。