帰宅している

だんじり祭りで怒鳴ってみたい。だんじり祭りだんじりがバランスを崩したときに機転を利かせて天井の部分から飛び降りたい。だんじり祭りの打ち上げで褒められたい。だんじり祭りだんじりをうまく牽引している様子を観客にYouTubeに無断アップロードされて、コメント欄で機転の利きようを褒められたい。深夜にSNSを更新できる芸能人はすごくて、わたしが芸能人になったら、おそらく「SNSの更新は仕事(体裁を気にすると本当に発信したいことが発信できないため)、かつ外界の人たちとの繋がりを促す」という理由でSNSはあまりやらないと思う。ましてや個人の平穏がほしい深夜になんて。June of 44はある程度キャッチーだからすごいし、そのぶんC-Clampみたいなバンドに素朴さ、悪く言えば何も工夫を加えないだらしなさ、情けなさみたいなものが強く感じられるようになり、だがこちらのタイプのほうが生活や情念に即したリアルさはある。ミツメを聴いていて、たしかに良質な音楽という感じはしたが、あまり響くものはなかった。3メートル先の人がするため息とか、15メートル先の人がついている杖の音が耳に入ると、そこに存在がある、という臨場感が高まる。犬にめちゃめちゃ吠えられて、不本意な状態で帰宅。お風呂場で蜘蛛が天井から糸を張って宙に浮かんでいたため、それを眺めていたら、とつぜん猛スピードで降下したので笑ってしまった。生配信の画面にはリアルタイムのコメント欄を表示させることができるが、きょうみた生配信の画面に映っていた「サイケデリック小島」というユーザーの名前は、ライブチャットアーカイブを遡ると「もらんだす」という名前に変わっていた。