脳に針

揺れながら本を読む人がいた。本の内容にウケていたということか。Dr. Phibes & House of Wax Equationsの"Sugarblast"を聴いて朝から感心していた。1990年らしくない。妙にグルーヴィーで取っ掛かりやすいのだが、サブスクではこの1曲しか聴けず、さらにはフロントマンが実母を殺害した罪で終身刑を課されている。iPhone純正アプリ「ミュージック」は、Spotifyを使用している私にとってはパソコンを通してCDから取り込んだ音源を聴くアプリになっているのだが、きょう間違えて曲を消してしまった。ただプレイリストから取り除く操作とライブラリ自体から消し去る操作が紛らわしい。ほんとうに消すのか?というダブルチェックもない。

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そんなことを言いつつ、Spotifyでも訳のわからないチェックマークが煩わしい。こういったサービスを意図的に使いづらくしている人物がいる。ノイズ音楽のプレイリストをシャッフル再生していたら妙に音圧の低いノイズが流れてきて、サー・・・みたいな風船から空気が漏れ出るような音も考えようによってはノイズになり得るなあ、と考えていた。ノイズのすごいところは、曲が変わっても曲が変わったと分からないこと。Merzbowのすごいところは、基本的にノイズがつねに鳴っていること。きょう聴いたノイズだと、Sutcliffe Jugendが良さげだった。ノイズ音楽ってエログロジャケットすぎる、カセットすぎる、LPやCDのフォーマットで再発されても数量限定すぎる。もっと流通させる気概がほしい。気に入ったら新品で買うよ。暇で、盛り上がりそうなネットオークションの成り行きを眺めていたのだが、とくに盛り上がり過ぎることもなく¥1,000ちょっとのところで落札されていたのでつまらなかった。