トラスト

Deerhunter『Microcastle』のボーナストラック盤を買った。2018年に、日本だけで発売されたもの。アーティストを問わず、国際的に発売されるCDでは日本盤だけずっと優遇を受けている感じがある。そんなの、日本だけ、いいの?みたいなのがたくさんある。"Little Kids"そして"Twilight at Carbon Lake"のデモと、"Microcastle Suite"と題された、短いデモが三つ入ったトラックを目当てに買った。アンビエント・ギターみたいなものを期待していたが、サイケフォークみたいな音がきた。フォークの間延びした存在感をスタジオで洗練させると、アンビエントに近づくということなのか。このアルバムは"Little Kids"がいちばん好き。「不甲斐ない」って二重否定で「甲斐がある」になりそうだけど、ならないんだな。真偽は不明だが、こういう記事が出てきた。すごい。YouTubeの動画は、どこまで閲覧したかがサムネイル下部の赤い線で表されるが、あの線が中途半端なところで終わっているとキモいので、赤い線を最後まで持っていくためだけに動画を最後まで観ることがある。Googleの「他の人はこちらも検索」は、アイドルなら同じグループのメンバー、不祥事を起こした人物なら同じように不祥事を起こした人物、水谷豊氏なら反町隆史氏など、かなりフレキシブルに関連性を見出す。もつれたコードをほどいている時、何で簡単にほどけないのだ、と思う。もつれに複雑さを付与する意味はないので、物理法則などを無視して、さらっとコード類を扱いたい。Nomeansno『0+2=1』のCDを先日購入したのだが、そのブックレットがミスプリントされたものだと気がついた。だから何だ、という話ではあるが、オリジナルのジャケットよりもかっこよくなっている気がする。どうしてこう印刷されたのかは謎だ。

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【本日の1枚】18th Dye『Done』(1992)

ドイツのインディロック/ノイズロックバンド。ドイツ出身ということもあり、無機質なビートと金属的で殺伐とした音をイメージしていたが、意外とインディーズな音像だった。Cloudlandというデンマークのレーベルから発売されているのは何故だろう。