美味しそうに食べてみる

収録曲数を強調してCDやLPを売る行為って、サブスクの存在する現状と考え方が違いすぎて、たまに見かけるとうれしくなる。自分の文章が好きで、読み返してしまう。疑う余地もなく、わたしにとって世界でいちばん共感性が高い文章。好きな曲を繰り返し聴く行為と似ている。わたしは朝のアラームを爆音に設定しているのだが、そのサウンドを気軽に変更したい。変更はできるが、うるさい。スマートフォンのアラームなのだが、アラーム関係はデフォルトで爆音になるように設定してあるので、たくさんのサウンドからめぼしいものを選定するとき、いちいち爆音を聞かなければならない。サンプルとして一瞬だけ、小さい音量で聞きたいのに、音がうるさすぎて躊躇される。「やかんの麦茶」ってなんか名前がバカっぽくて、がたいの良いサラリーマンなどが携行しているとすこし面白くなる。三文字のひらがな語はほんわかしてしまう。誰からみても「年上の他人」ではない存在にずっとなっていたかったが、いつの間にか、わたしは誰かにとっての「年上の他人」になっていた。小さい子どもの前ではほとんどの人が無礼講だ。きほん女性ボーカルの曲に男性のボーカルが入ると、なんか残念な感じがする。Madonnaの"I'd Rather Be Your Lover"と、赤い公園の"TOKYO HARBOR"が思い浮かぶ。赤い公園が急に良くなってきている。『猛烈リトミック』がとても良い。ギタリストがコンポーザーだと、とにかくギターが吹っ切れて気持ちよさそうなので良い。基本的にはキャッチーなロックだが、瞬間的にノイジーにもなるバンドだ。マスロックにもなる。このようなバンドに、殆どの人にとって、「死」のイメージが付きまとっていることはつらい。せめてGoogleのサジェストだけでも変えてくれないか。あれは残酷だと思う。避暑のために閉まっていたベビーカーの天井を、ガバッと開ける赤ちゃんがいた。あの天井に赤ちゃんの意思が介在する光景をはじめてみた。「ということでですね」って変すぎる。「という/こと/で/です/ね」。「でです」のところがおかしい。「ということでね」に丁寧なニュアンスを持たせたのは分かるが、よくよく考えるとすごい馬鹿っぽい言葉の繋がりだと感じる。「デカジャケ」を出すならLPを出せ。水を飲めば全てがどうにかなると思っている。「グランピング」って「グラマラス」+「キャンプ」らしい。けっこうヤバい。grumpみたいな動詞があるのかと思っていた。