惜別

ふつうにタクシーの運転手が、タクシー乗り場にポイ捨てをしてたら、わーすげーと思うと思う。思うと、思う。目の前に電車が来ていても、なんか乗らないときがある。なんとなく気乗りしない。急ぐ気もない。制服を着ていると駅構内のへんな張り紙を撮影したりすることができなくなる。いわゆるポストパンクを、初期のものから聴こうという気が湧いてきた。Wireの『154』いいですね。一曲、90年代みたいな曲がある。遠くの、あまり動かない景色を観たい。インターネットにも学びはある。「2人前」ではなく「1人前×2」と書くやさしさ。芸人の「いぬ」は、少なくともネーミングの上では、パンクバンドのINUと尖り方のベクトルが同じだということになる。「父方の祖母が…」みたいなことを言うとき、「ちちかた」を発音することに少し抵抗感がある。ピューパ!!というアイドルのアルバムを聴こうとしたらノイズみたいなのが流れてきてヤバい、と思ったが、This Heatを「次に再生」に入れていただけだった。「白書」という概念のイメージのしにくさはすごい。「キャベツ白書」だけ知っている。