赤い公園 「yumeutsutsu」Music Video
日付が変わると、もう昨日には新しさは生まれないのだなあと思う。トゥモロー・カムズ・トゥデイというのがGorillazの言葉。カルピスの500mlペットボトルとか、5回くらいに分けて飲み切る。シチュエーション・ホラーみたいな夢をみた。脅威に追われるというありがちな設定に加えて織り込まれたモチーフはけっこうしっかりとしていて、実際にこんな映画が存在するのではないかと思うほどによくできていた。Twitterの『トラックめいめい』という人は、なんとなく実在の人ではない感じがする。みんなと遊ぶ夢をみた。赤い公園の"sea"という楽曲のオケはほとんどボーズ・オブ・カナダだ。人の下にいると自分の有りようというのがはっきりと分かるときがある。意外と自分は従順だったり、あるいは心の中で飄々としている感じを演じることでその権力勾配の暑苦しさから潜在的に逃げ出そうとしていたり、なにかが見える。「昔はディスクユニオンがあったんですよ」という声が人混みの中から聞こえた。吉村弘を聴きながら電車に乗りこむ。この音楽には妙な丸みがあると思う、あと広さもある。今日は上着を携行してこなかったが紙一重、ぎりぎりちょうど要らないくらいの天候が続いたので助かった。本を読むための集中に潜るのに時間がかかって、かつその集中から抜け出すときも時間がかかるわたしみたいな人は、電車みたいなところで読書はしないほうが良いと分かっている。わたしの前に座っていた人が執拗に太ももあたりを揉み込んだり身体をねじらせたりするのを繰り返していて、彼はきょう何をやったのだろう、散歩をしすぎたのだろうか、 などと考えていた。軽装だった。おしくらまんじゅう的な原理で、寒い場所の人口密度は暑い場所のそれよりも高い傾向にある、みたいなことがあったら面白い。Beach Houseは嫌いではないがサウンドがだいぶ優しめなので、わたしにとっては良いメロディをドリーミーに演奏する普通のバンドに見える。自転車を漕ぎつつ冷たい雨に降られるかわいそうな自分。
Wash | Wash 久々に聴くととても良いオーストラリアのシューゲイズ系バンド、Washのカセット作品。1991年6月1日リリースらしい。カセットからリッピングしたからなのか粗雑な環境で録音が行われたからなのか分からないが、かなりザーザーいうタイプのノイズポップに仕上がっている。自分にしては珍しく哲学の本を読んでいた。哲学に触れて得られるものはカントが何を考えたかとかではなく、物事を前提から疑う能力だ。