わたしが小学校にて所属していたパソコンクラブは、いかにも体育の先生みたいな人が顧問を務めていて、日焼けした肌がまぶしいのにカーテンの閉まったコンピューター室に嫌々いる感じが時々その表情などから伝わってきたことをよく覚えている。このあいだ気まぐれに日本相撲協会のTwitterアカウントをフォローしてから、特に興味があるとも言えない相撲関連のツイートがたくさん目に入るようになっている。歯間に食い込ませる部分だけが糸であとの持ち手などはぜんぶプラスチックでできているタイプのデンタルフロスを、なんとなくこれまでは惰性で燃えるごみのごみ箱に捨ててきたのだが、これはどちらかというとプラごみのほうに分類されるごみだな、ときょう気がついた。
音楽 | Ultracherry Violet Ultracherry VioletがBandcampに進出している。これは素晴らしいことだ。デジタルに着手しだしてくれた。「食べきりサイズ」という言葉を波及させた人とも、「10ウォンパン」を「10円パン」に改変した人とも、わたしは仲良くできない。Discogsでものを買うときに送料をあまり考えなくてもいいというのが魅力的すぎて、それだけでイギリスとかに住みたくなるときがある。割礼『ネイルフラン』を聴く。音色やメロディの変化も抑えめで散文的な歌詞も無骨なのだが、妙に演奏が肉体的で、留まっていたくなる。演奏者との距離が近く感じられてフォーク音楽みたいな感じもする。地でシューゲイザーやスロウコアの美学に迫ってしまっているという凄みもそれとは別にある。海外のバンドの女性メンバーのことを「(名前)+嬢」で呼ぶのはもう辞めないか、現代にチューニングするのならば、とディスクガイドなどを読んでいるとよく思う。ここのところサブスクで聴いている、小片リサさんの『montage』が良くて、初回盤のCDの購入を検討しているのだが、ジャケットは確実に通常盤のほうが良いので少し悩む。サンガリア『NEWウィスパー』を飲んだあとにウェルチのぶどうジュースを飲んで、ウェルチは美味いなあ、と思った。